サンディエゴからこんにちは!脳科学Englishトレーナーのしおはまなおこです。
今回は、サンディエゴの生活で本当によく使う30フレーズを選びました。短くて簡単なので、ぜひ丸ごと覚えて使ってみてください!
30のフレーズを紹介したあとに、気持ちよく英語でやりとりができる2つのコツもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
本当によく使う英語フレーズ30選
意味を知っているだけでは宝の持ち腐れ。知識は使ってこそ力になります。実際に口に出して言ってみましょう!
1:Hello.
顔をあわせたときのあいさつだけでなく、電話にでるときにも使います。日本語の「もしもし」にあたりますね。サンディエゴに引っ越してからも、どうしてもクセで「もしもし」と言いそうになりました(笑)。
2:How are you?
相手は、あなたの健康を(本気で)気にかけているわけではありません。決まり文句です。店に入ったとき、日本では「いらっしゃいませ」と言われるのと同じこと。「いらっしゃいませ」に返事はしないでしょうが、英語圏にいるときは次のように返事をしましょう。
3:I’m good./ Good.
“How are you?”ときかれたときには、こう答えます。一番よく使われる、無難なフレーズです。
4:Excuse me./ Excuse us.
私が一番使うのは、だれかの横を通り過ぎたいとき、どいてほしいときです。そこにいるのが自分だけじゃないときは、”us”を使うことに注意。
だれかに何かを質問したいときの前置きとしても使います。”Excuse me, can you tell me …?”のように。
5:Thank you so much.
Thank you very muchよりも Thank you so much.のほうが断然使います。
6:I really appreciate it.
これも「本当に感謝します」という意味でよく使うのですが、私はサンディエゴで暮らすようになって知ったフレーズです。Thank you. I really appreciate it.といっしょに使うと、感謝の気持ちも伝わるし、こなれ感がでますね。
“appreciate”は「〜に感謝する」「〜を理解する」という意味の他動詞。必ず目的語が必要なので、ここでは”it”を忘れずに。
7:You’re welcome.
どういたしまして。You’re very welcome. と言うこともあります。
8:My pleasure.
Thank you.といわれたとき、こう答えます。文字通り訳すと「私のヨロコビ」ですが、どういたしまして、という意味になります。
Thank you.といわれたときの返しパターン2。
9:Sure.
いいんですよ、という意味。Thank you.といわれたときの返しパターン3。
10:No problem.
Thank you.といわれたときの返しパターン4。
11:I’m sorry. / Sorry.
人にぶつかったり、足をふんでしまったりしたときにあやまるときのフレーズです。Excuse me.と同じ意味です。
12:My bad.
「ごめん」「悪かった」とあやまるときのカジュアルな表現です。親しい間柄で使います。
13:Nice to meet you.
はじめて会う人にあいさつするときにこう言います。「お会いできてうれしいです」という意味。
14:Likewise.
Nice to meet you.と言われたときの返事として使えます。これは私の夫がいつも使うので、私も時々使っています。
15:Same here.
これもNice to meet you.と言われたときの返事として使えます。
16:Nice meeting you.
「お会いできてよかったです」という意味。上にある12〜14のあいさつを交わした人と別れるときに言うフレーズです。会ったときは “Nice to meet you.” 別れるときは “Nice meeting you.” であることを意識しましょう。
17:You, too.
15に対しての返事。「私もです」と言いたいから日本語にひきずられて “Me, too.”と言いたくなるところですが、ここでは “You, too.” です。
なぜかというと”It’s nice meeting you, too.” を省略して、最後の2語だけを言っているからです。
18:What’s that?
「今なんていったの?」と、相手が言ったことを聴きとれなかったときにいうカジュアルな表現。
19:Sorry?
相手が言ったことを聴き取れなくて、聞き返すときの表現。
20:Come again?
これも相手が言ったことを聞き取れなかったときに聞き返す、カジュアルな表現です。comeという動詞を使うんだ!と驚いた記憶があります。
21:What’s wrong?/What’s the matter?
どうしたの?と心配するフレーズだけど、最後にwith youがつくと「何考えてんの?」(頭おかしいんじゃないの?)という意味になります。たった2つの単語がつくだけで全然違う意味になるのが面白いですよね。
22:Never mind.
気にしないで、もういい、という意味。言ったことを気にしなくていいよ、という意味で使います。これはよく娘が私に何かをねだって、私が「は?」という表情をするとあきらめて、言う言葉です。
23:I’m just saying.
「ちょっと言ってみただけ」「一応言っとくけどね」という意味。22と23は娘二人が毎日言うフレーズでした。
24:I’m good./ I’m okay.
何かをすすめられて「結構です、いりません」と断るときの表現です
25:Sounds good. / Sounds like a plan.
「いいね」「いいアイデアだね」という意味のフレーズ。
26:That would be great.
何かをしてもらうときに「そうしていただければありがたい」「お願いします」という丁寧な表現です。
“would” というのは丁寧な言い方になる代表格。私は「英語のクッション」と呼んでいます。
27:That makes sense.
そうだね、それは筋が通ってる、わかった、という意味です。
28:Have a good day! / Have a good one!
わかれるときのさよならの意味で使います。直訳すると「よい一日を」ですが、「じゃあね」という感じ。
29:Take care!
元気でね、という意味のフレーズ。わかれるときに使います。
30:Bless you!
近くにいる人がくしゃみをしたら言います。何も言わないのは非常に気まずい空気が流れます。自分がくしゃみをしてbless youと言われたらthank you.といいましょう。
習慣には理由がある
日本ではくしゃみや咳をするときは手で口をおさえますが、アメリカでは肘の内側でおさえます。これは握手社会だから、というのが大きな理由です。手を清潔にしておくことは、握手社会では基本マナーなんですよね。
言葉が違うだけでなく、マナーや習慣もちがうことを意識するのはとても大事なことです。
英語で気持ちよくやりとりするための言葉以外の2つのコツ
英会話というのは言葉を交わすことだけではありません。やりとりで言葉以上に大事なことが2つ。
相手の目を見ること。そして、ニコッとすることです。
相手の目を見て話す
英語圏では相手の目を見て話します。目をそらすのは何か後ろ暗いことがあるのか、ウソをついているのか、と感じられてしまう可能性があります。じーっと見つめる必要はないけど、今回の30フレーズなら一瞬で言い終わるから、ちゃんと相手の目を見て言いましょう。短いフレーズだから練習にぴったりです!
ニコッとする
満面の笑みをうかべる必要はありません。口元をちょっと上げるだけでもいいのです。特に感謝の意を伝えるときは、ニッコリしたいですね。
ブスッとして言われるより、ニコッとされたほうが気持ちいいはず。「笑う門には福来る」ですよ。
英語を学ぶ、というと英単語を丸暗記したり文法知識をつめこむことにばかり気をとられがちです。でも、コミュニケーションでは、言葉以外の要素がすごく大きな役割を果たします。例えば、身振り手振りのジェスチャー。話すときの表情。さらには口調(tone)も大事です。
最後に
今回は、ふだんの生活で本当によく使う30の英語フレーズをご紹介しました。長くても4語の短いフレーズばかり。ぜひ練習して、とっさに言えるように練習しましょう!
そして、目を見て話すこと、ニコッとすることを忘れずに。海外旅行や、英語圏で会話をするときに、すごく役にたつと思いますよ。