【鳥肌!胸キュン!刺さった!】映画の感動をリアルに伝えるネイティブ表現28選

映画の感動をリアルに伝えるネイティブ表現28選

今回は「映画を観て感動したとき、英語でどう言えばいいの?」というテーマで、

ネイティブがよく使うリアルな英語表現を28個ご紹介します。

目次

はじめに

映画を観ていて、こんなふうに感じたことありませんか?

「うわ…今のセリフ、鳥肌たった…」

「泣いた…心が震えた…」

「あのセリフ、ぐさっと刺さった…」

そんな瞬間、ありますよね?

でも、その気持ちを英語で表そうとしたとき、

「感動した」「よかった」しか出てこない…とか、

「なんて言えばいいんだろう?」とつまってしまうこと、ないですか?

今回は、そんなあなたに向けて、ネイティブが実際に使っているリアルな感情表現の英語フレーズを28個まとめてご紹介します。

英語は、単語や文法の正しさだけじゃなくて、“自分の気持ちをことばにできるか”が何より大事。

この記事を読むと、映画をみて感じた気持ちをぴったり表すフレーズがきっと見つかります。

脳の特性 感情が動いたときに得た情報は長く記憶する

しかも英語は、心が動いたときが覚えどき!

心が動いたときに得た情報は長く記憶に残るという脳の特性を活用しましょう!

最後に、映画の感想を英語で表現したいときに参考になるサイトを3つご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

💧感動・涙・心の琴線にふれたとき

【1】感動した

It was really moving. 
I was moved.

「感動した」という最もよく使われる表現です。映画が主語のときは moving, 人が主語のときは moved となることに注意しましょう。

【2】涙が出そうになった

It brought tears to my eyes.

じんわり感動して涙がこみ上げたときの表現です。brought は bring の過去形。

【3】ウルッときた

 I teared up.

目がウルウルした、涙がこみあげたときに使える表現です。感情がたかぶって目に涙が浮かぶことを指します。「涙」という意味の tear は動詞としても使われます。

動詞 tear には「涙がこみあげる」という以外の意味もあります。ぜひ天才英単語で意味を調べてみてください!


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天才英単語で tear の意味を見る

【4】感動して涙が出た

I was moved to tears.

感動のあまり涙がこぼれた、涙がポロリ、というときの表現です。

【5】胸がキュンとした、心にしみた

 It touched my heart.

胸がいっぱいになった、とか、胸キュンという意味で使えます。

【6】涙が止まらなかった

 I couldn’t stop crying.

涙が止まらず、泣き続けたときに使えます。

【7】号泣した

I bawled my eyes out.

bawl one’s eyes out は「号泣する」という意味のイディオムです。感情・感動が爆発したときの泣きっぷりを表現できます。

bawl one’s eyes out: to cry loudly especially for a long time.

example:

It’s the saddest book I’ve ever read. I bawled my eyes out at the end.

merriam-websterの定義

【8】子どものように泣きじゃくった

I sobbed like a baby.

「sob」というのも「泣く」という意味の動詞の1つ。感情を抑えきれず、周りを気にせずに泣いたことを強調したいときに使えます。私は「天使は、この森でバスをおりた」という映画でこういう状態になるので、翌日に人に合わない日に見ます(笑)。

spitfire grill この森で、天使はバスを降りた
あまり知られていないけど、本当にいい映画!
なおこ

サンダンス映画祭観客賞を受賞した作品って、すごくいい映画が多いです。要注目!

【9】心の琴線に触れた

 It tugged at my heartstrings.

胸が締めつけられるような切なさを感じたときに。日本語では「琴線」といい、英語では heartstrings というところが、共通点を感じますね!

【10】心に響いた

It struck a chord.

これも「心の琴線をかき鳴らした」という意味です。弦をかき鳴らすイメージが浮かびますよね。音楽的で詩的な表現だと思います。

【11】涙がこみ上げて言葉が出なかった

It left me with a lump in my throat.

感情がこみ上げて、喉がつまる感じを表します。日本語では「胸がつまる」といったほうがいいですかね。”lump”は「かたまり」という意味です。

【12】 泣ける映画だった

 That was a real tearjerker.

“tearjerker” は「泣かせる作品」のこと。映画のレビューや音楽の評価などで非常によく使われます。「お涙ちょうだいもの」「感動もの」「涙ちょちょぎれる作品」ともいえます。

❤️共感できたとき

【13】そのシーンが自分に重なった

The scene resonates with me.

“resonate with me”というフレーズは覚えておくことをオススメします。「共鳴した」「共感した」「深く心に響いた」という意味で使えます。

【14】まるで自分に語りかけてくるようだった

It really spoke to me.

「話す」という動詞 speak は、「心に語りかける」「心に響く」という意味でも使います。「わたしのことみたい!」と思えた瞬間に使ってください。

【15】自分のことのように感じた

I could totally relate to that.

“relate to” は「共感する」という意味です。深く共感した、身につまされた、ときに使えます。

relate という動詞の基本的な意味は「つながる」「関係する」ですが、精神的なつながりや共感を表現するときに使えます。

connectは物理的なつながりや人間関係を強調するのに対し、relateは精神的なつながりや共感を表現する際によく使う

天才英単語の解説より

【16】あのキャラクターに自分を重ねた

I saw myself in that character.

強く共感した登場人物がいたときに使えます。

【17】グサッと刺さった

It hit me hard. / That really hit home.

痛いほど共感したとき、がツンときたときに使えます。

【18】心が壊れそうなほど感情が揺れた

 It broke me.

SNSやレビューで使われる強い口語表現です。

【19】あのセリフが忘れられなかった

That line stuck with me.

あるセリフが心に残ったことを表現するときに使えます。stuck は stick の過去形。stick with で「〜にとどまる」「〜続ける」という意味になります。心にくっついて離れない、という感じですね。

【20】余韻が残る映画だった

It stayed with me long after the movie ended.

映画が終わっても余韻が残った、という表現。じわじわと感動が続いたときに使えます。

【21】心の奥がキュッとなった

It made me ache inside.

「切なさ」「共感」「感情の痛み」すべてに使える表現です。

🥶ゾクゾクしたとき、圧倒されたとき

【22】鳥肌が立った

It gave me goosebumps.

感動、恐怖、驚き、どんな「ゾクッとした瞬間」にも使える万能表現です。最後にすごいどんでん返しがある映画で使えますね!

【23】ゾクッとした

It gave me chills.

音楽、映像、感動、すべてに使えるゾクゾク表現。

【24】背筋がゾゾっとした

It sent shivers down my spine.

ドラマチックなシーンや衝撃展開にぴったり。”shiver”は「身震い」「震え」という意味です。

【25】前のめりで夢中になった

I was on the edge of my seat.

ハラハラして席の端に座るほど夢中になった、という意味です。スリルや緊迫感のある映画の感想に使えますね。

私は「アルゴ」という映画でこういう状態になりました!

argo アルゴ圧縮済
イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦をもとにした、手に汗にぎるサスペンスです!

【26】圧倒された!キョーレツだった!

That was intense.

感情のボリュームがすごいときに。ネガティブにもポジティブにも使えます。

【27】没入した!

It was absorbing.

夢中になった、吸い込まれるようだった、という意味です。

【28】感情を揺さぶられた

 It was emotionally powerful.

感情をかき乱されるような深い体験をしたときに使えます。

私が活用している映画レビューサイト

こういうリアルな表現を知りたいとき、私は、英語で書かれた映画レビューや感想をチェックしています。

ネイティブが「泣いた!」「刺さった!」と感じたときに、どんな英語を使ってるのか?

それを調べてマネすると、だんだん自分のものになります。

おすすめのサイトを3つご紹介します。

1:IMDb (Internet Movie Database)

IMDb

映画情報・TVドラマ情報の宝庫!作品レビューもとても充実しています。トリビアネタなどもあって、読んでいると時間があっという間に過ぎてしまいます。

https://www.imdb.com

2:RottenTomatoes

RottenTomatoes

 評論家と一般ユーザーの両方の声が読めます。英語表現のバリエーションも豊か!

https://www.rottentomatoes.com

3:Entertainment Weekly

EW

10年近く定期購読していた雑誌。もう紙の雑誌はなくなってしまったけれど、いまだに好きです。

https://ew.com

おまけ:JustWatch

JustWatch

自分が見たい映画・ドラマをリストにできて便利です。

https://www.justwatch.com/

さいごに

いかがでしたか?

「映画の感動を英語で言えるようになりたい」、と思っているあなたの力になれたらうれしいです。

今日紹介した28個の表現、どれかひとつでも「これ自分の気持ちに近いかも」と感じたら、ぜひ使ってみてくださいね。

Happy learning!

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