【映画で英語】親子で楽しめるコメディ映画「ナイト・ミュージアム」で学ぶ英語フレーズ3選

今回は親子で楽しめるコメディ映画「ナイト・ミュージアム」(原題:Night at the Museum)から、日本人が意外と知らない英語表現を3つご紹介します。
「知らない」といっても、単語はおそらくあなたも知っているカンタンなものばかり。
3つの英語表現をサクッと学んじゃいましょう!
あらすじ・作品情報


ニューヨークのアメリカ自然史博物館で新しく夜警として働き始めたラリー(ベン・スティラー)。彼はシングルファザーで息子に誇れる父親になりたいと願っているが、仕事が続かず自信をなくしていた。
ところがある夜、博物館の展示物が動き出すという驚きの現象を目の当たりにする。ティラノサウルスの骨が走り回り、西部開拓時代のカウボーイたちがケンカし、歴史上の偉人たちが語りかけてくる…。
博物館は毎晩カオス状態!最初は振り回されるラリーだったが、次第に仲間たちと信頼関係を築き、父親としても成長していく──。
製作年:2006年(アメリカ)
監督:ショーン・レヴィ (Shawn Levy)
脚本:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
出演:ベン・スティラー (Ben Stiller) … ラリー・デイリー(主人公・夜警)
ロビン・ウィリアムズ (Robin Williams) … セオドア・ルーズベルト大統領
カーラ・グギーノ (Carla Gugino) … レベッカ(博物館の学芸員)
ディック・ヴァン・ダイク (Dick Van Dyke) … セシル(元夜警)
ルーズベルト大統領を演じたロビン・ウィリアムズは惜しくも亡くなってしまいましたが、この作品では彼らしい温かさとユーモアが光っています。

ちなみにこのルーズベルトは第26代大統領。アメリカの子どもたちは歴代大統領を暗記させられるんですが、ラリーは「4代目」と間違えてしまいます。
日本で言えば「徳川家康は初代、じゃあ慶喜(よしのぶ)は何代目?」と聞かれて、答えられないのと同じような感じですね。(正解は15代目、最後の将軍)
映画から学べる英語表現3つ
ここからは「ナイト・ミュージアム」から、日本人が意外と知らないけれど、ネイティブならふだんの生活でよく使う表現を3つご紹介します。
【1】come to life

セリフ:Everything in this museum comes to life at night.
意味は「命を吹き込まれる」「生き生きとする」。
展示物の話だけでなく:
The party really came to life after 10 p.m.
夜10時を過ぎるとパーティーはすごく盛り上がった。
のように、人や場面が盛り上がるときにも使えます。
【2】play fetch

恐竜に骨を投げて「Play fetch?」というシーン。
犬と遊ぶときの「取ってこい!」という表現です。
“fetch”=「取ってくる」は知っていても、“play fetch”は知らなかった、という方が多いのではないでしょうか?
犬を飼っている人は、ぜひすぐに使ってみてください
【3】You might want to 〜

It can get a little spooky around here at night, so you might want to put a few lights on.
夜になるとちょっと気味が悪くなるから、いくつか明かりをつけたほうがいいね。
文字通り訳すと「あなたは〜したいかもしれない」ですが、実際に使われるときの意味は「〜したほうがいいよ」「〜するといいかも」。
“You should” より柔らかく、やんわり気遣いを込めたアドバイスになります。
日常生活で本当によく使われる表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
大ヒットしてシリーズ化されました!
この映画は大ヒットして、シリーズ化されました。
「ナイト・ミュージアム2」(2009年)、「ナイト・ミュージアム/エジプト王の秘密」(2014年)は、すべて大ヒットでした!


最後に
いかがでしたか?
今回は親子で楽しめるコメディ映画「ナイト・ミュージアム」から、日本人が意外と知らない3つの英語表現をご紹介しました。
Happy learning!