【英語リスニング】聞き流せないほどオモシロいのは映画原作本のオーディオブック!

英語のリスニング力アップに!オーディオブック

サンディエゴからこんにちは!脳科学Englishトレーナーのしおはまなおこです。

今回は英語のリスニング力アップに効果のある、オーディオブック活用術についてお話します。

目次

聞き流さない。聞き取れないならスピードを落とす。

私がオススメするのは映画化・ドラマ化された作品を観て、面白いと思った作品に原作があったらそのオーディオブックを聴くこと。だいたいの内容が頭に入っていることは大きな助けになります。意味がわからない言葉がでてきても、なんとなく意味を推測できるのです。

ただ「聞き流す」のはやめましょう。耳から入ってくる英語の意味を理解しようと努めてください。せっかく英語を聴いているのに右から左では、何も頭に残りません。

最初は「5割聴きとれればよし」とします。スピードが早すぎると感じたら、スピードを遅くしましょう。英語を学ぶ人は、マジメで謙虚で頑張り屋が多いです。だから自分に厳しいルールを課して、自分の首を締めてしまう傾向があります。

英語に向き合うときに大切な3つのマインドセットは3つ:

  • 完璧主義を捨てる
  • ムリなルールを作らない
  • 自分を甘やかす

オーディオブックだけでなく、その本も用意すると最強です。耳で聴き取れなかったら、文字を確認すればいいのです。

和訳本が出ていたら、ぜひ手に入れてください。意味がわからなかったら和訳本と照らし合わせましょう。英語はあなたにとって第2言語。わからなくて当たり前なのです。あえて自分を甘やかしてみましょう。

日本語とは違う英語のイントネーションを意識しよう

日本語は小川のせせらぎ、英語は大きな波!

日本語にくらべると英語は抑揚が大きいです。日本語が小川のせせらぎだとすれば、英語は大きく打ち寄せる波、とでもいいましょうか。

英語のナレーションを聴くときはイントネーションを意識しましょう。大事な部分は強く、そうでない部分は弱く発音されます。日本語とはちがう、英語のリズム・強弱・フローを感じてください。

英語は、つづりと発音が一致しないことがよくあります。know(知っている)という動詞の k は読みませんよね?doubt (疑う)という動詞も b は読みません。オーディオブックを聴きながら同時に本を読むと、つづりと発音を同時に学ぶことができます。

また、決まったフレーズやよく一緒に使われるかたまりは、つながって聞こえます。耳では聞きとれなかったけど、英文を確認してみたらこう言ってた、そうか、発音するとこうなるのか!という気づきになりますよね。

自分で使ってみたいフレーズ、言ってみたいセリフがあったら、ぜひ声に出してみましょう。ナレーションに合わせて言ってみてもいいし、追いかける形で一時停止しながら言うのもいいです。

脳がよろこんで覚えてくれる

オーディオブックを聴くと、英語に耳が慣れてリスニング力が鍛えられるだけでなく、英語のボキャブラリーが増えます。

洋書を読みながら聴くのは最高に効果的。聴き終えてから英文を確認してもいいです。私はいつもキンドルで読むのですが、ハッとした表現、これ使いたい!と思ったフレーズ、はじめて出会った単語にはハイライトしてメモを追加します。

脳には、心を動かしながら得た情報は、長く記憶に残るという特性があります。だからハッとしたり、ぐっときたり、心の琴線にふれた言葉やフレーズは、脳がよろこんで記憶してくれます。つまり、忘れにくいのです。

映画やドラマを英語字幕で観て、語彙を増やすこともできるでしょう。でも個人的には、洋書を読んで聴くのが最も効率的に語彙が増やせると感じています。

オーディオブックを毎朝の習慣にする理由

朝の静かな時間にオーディオブックを聴くのは本当に幸せ!

私は朝起きて、瞑想したあとに英語のオーディオブックを20〜30分聴きながら朝食を用意して食べる、という習慣を2014年から続けています。

私がオーディオブックを聴くのは、夕食後に観る映画やドラマで、意味調べのために一時停止する回数を減らしたいから。観ているときはどっぷりとストーリーに浸りたいので、知っている言葉が増えるほど意味調べに時間をとられずに楽しめる、というわけです。

理由はそれだけではありません。英語で知っている言葉やフレーズが増えれば、いざというときに英語でしっかり戦えます。家族や自分を守るための英語力を磨き続ける必要があるのです。

2009年にサンディエゴに移住して15年がたちました。英語に関して痛感しているのは、英語のキモはボキャブラリーだ、ということ。その言葉の意味を知らなければ、聞いても読んでもわかりません。でも意味を知っていれば、まだ自分で書いたり話したりできなくても、聞けばわかるし読めばわかります。英語で生活していると、この差がとてつもなく大きいことを実感します。

もし近いうちに英語圏で生活する予定がある方、いつか海外で暮らしたいと思っている方は、今からでもオーディオブックで耳を英語に慣らし、同時に洋書も読んで、英語のボキャブラリーを増やしましょう。絶対に役に立ちます!

私が使っているオーディオブックサービス

1:Spotify

Spotifyの家族プレミアプランだと主会員は15時間までオーディオブックが聴けます。使わなかった時間を翌月に繰り越せないのが残念ですが、かなり豊富な品揃えです。聴きたいオーディオブックがあったら、まずはSpotifyで探して聴きます。

1日30分聴くとすると、1ヵ月30日としてちょうど15時間聴ける計算になります。でも、おもしろくてもっと聴きたい!という洋書が多くて、朝だけでなくヒマさえあれば聴いちゃうんですよね。だから15時間を超えてしまうことが多いのです。

2:地元の図書館

Spotifyの15時間を使い切ってしまったら、近所の図書館で目当てのオーディオブックを借りられるかどうかをチェックします。出たばかりのベストセラーでない限りは、たいていすぐに借りられます。私がいつも使っているのはLibbyという図書館アプリ。これはアメリカ限定なので、他の国で使えるかどうかはわかりません。

地元の図書館で得られるものを調べてみてください。図書カードさえもっていれば、オンラインで借りられるものがたくさんあるかも!

3:Audible

いつでもそばにおいておきたいオーディオブックはアマゾンのオーディブルで買います。今まで何度聴いても飽きないのは「Atomic Habits」「Shoe Dog」「Wonder」「Lessons in Chemistry」。

また別の記事で、私が個人的におすすめするオーディオブックを紹介したいと思っています。

まとめ

いかがでしたか?映画やドラマの原作本をオーディオブックで聴いてみたい!という気持ちになってきましたか?

耳で聴いて、本で読む。これを毎日の習慣にすれば、英語力はまちがいなく身につきます。

英語について悩むヒマがあったら、洋書を読め!というのが私の口ぐせです😊

ぜひオーディオブックを試してみてくださいね。

原作本がある映画のリスト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次