【50代からの英語学習】脳とカラダがヨロコぶ新習慣の始め方!

英語+@の習慣

南カリフォルニアからこんにちは!

元字幕翻訳家で、映画が大好きな英語コーチ、しおはまなおこです。

今回は、英語の勉強がなかなか習慣にできないという悩みを持つ50才以上の方に、ムリなく英語習慣が続く方法をお伝えします。

目次

なぜ英語学習の習慣は続かないのか?

最近、スマホでSNSばかり見ている自分がイヤになりませんか?SNSを見ていると時間が溶けていくような気がしますよね。

SNSをだらだら見るのはやめられないのに、英語学習や運動は続かない。悩ましいですね!

でも50才を過ぎた今、残りの時間は自分にとって有意義なことに使いたいと思いませんか?

時間というものはすべての人間に平等に与えられていて、それをどう使うかはあなた次第。特に人生の折り返し地点を過ぎた50才以上のあなたは、残された限りある時間を大切なことに使いたい!と思っているのではないでしょうか?

この記事では、SNSで時間を溶かすかわりに、英語とストレッチを習慣化して脳と体を健康に保つ方法をお伝えします。

最後に、英語でストレッチを実践できる動画をご紹介します。ぜひ最後までお付き合いください。

それでも英語を習慣にすべき理由

あなたも、英語を毎日の習慣にしようとして挫折したことがあるかもしれません。

4月になるとNHK英語講座のテキストを買うけれど、数ヶ月でギブアップ…

人気の英語教材を買ったものの、やる気が続かずに放置状態…

英語を勉強している人がだれしも経験していると思います。

はっきりとした目標やゴールがある場合は続きますが、ただ漫然と「英語をやろう」と思って始めると三日坊主に終わる可能性が高いです。

でも大丈夫。

この先を読めば、英語が自然と生活の一部になるような習慣づけの方法がわかりますよ!

脳の機能を向上させ、同時に身体をしなやかにしよう!

脳+英語

母国語以外の言葉を使うと脳の機能が向上するという研究結果が出ています。つまり、英語を日頃から学んだり使ったりすることが脳トレになるというわけ。50代以上には嬉しい効果ですよね!

そして人生の折り返し地点を過ぎると、だれしも身体のどこかにガタがきます。生まれてこのかたずっと「自分という存在」を自分たらしめている肉体としての身体。こまめに動いたりストレッチしたりして、しなやかさを保ちたいものです。

だから、英語とストレッチを同時に習慣にしてしまえばいい!のです。

習慣化する3つのポイント

実はこれが大きなポイント!

英語とストレッチを同時に習慣にしてしまう!のです。

ポイント1:「英語+アルファ」=英語「で」何かを学ぶ・実践する

ただ英語を学ぶのではなく、自分の中で優先順位が高いこと(ここではストレッチ)を同時にやるのです。これが「英語➕アルファ」の考え方

時間は有限。自分にとって大切なことを見極めて、そこに時間を使わないと、どんどん時間は過ぎていきます。

何の目的もなく英語を学ぶのでは続きません。自分にとって大事なことを英語「で」実践することをおすすめします。

ポイント2:自分にとって身近な英語から始める

例えば、最近腰が痛い、肩もコリコリだ、と感じているとしましょう。

腰が痛い、肩がこっている、という英語表現、わかりますか?

腰痛・肩こり

日本語では馴染みがある言葉なのに、パッと英語にできないことありますよね。

英語ではこう言えます

腰が痛い=My back hurts.

肩がこっている=My neck is stiff. / I have a stiff neck.

こういう英語表現を私は「自分軸の英語」と呼んでいます。

自分を円の中心におき、そこから英語表現を広げるイメージです。

自分軸オレンジ
自分を中心に広がっていくイメージ

あなたの考えや感情があるのは、あなたの頭や心の中。そして、それらすべてを包み込んでいるのが、あなたの体です。

あなたの考えや感情は、あなたにしか表現できません。

あなたの痛みや体調も、あなたにしか表現できないのです。

自分にはまったく関係がないこと、遠い世界で起こっていることを英語で考えるよりも、まずは「自分軸の英語」からスタートするのは理にかなっていると思いませんか?

「慣れる」ことが大切

腰が痛い、肩がこっている、という英語表現が出てこないのは、見慣れていない、聞き慣れていない、使い慣れていないからです。

見慣れる、聞き慣れる、使い慣れる、という言葉にはすべて習慣の「慣」という文字が入っていますね。人間は馴染みのあるものを自然と覚えるものなのです。

だから、腰の痛みや肩こりを解消したいと思ったら、ストレッチと英語を合体させて、「英語でストレッチする」と決めればいいのです!

続けるうちに、身体の部位を表す英語、痛みや症状を表す英語表現が馴染んできます。

ポイント3:今すでにやっている習慣に追加する

何か新しいことを習慣にするときは、すでにやっている習慣に追加しましょう。

今のあなたの朝のルーティーンを思い浮かべてください。あなたが必ずやることは:

顔を洗う、朝食、トイレ、歯を磨く、着替える、などいろいろありますね。

例えば「歯を磨いたらストレッチする」と決めたとしましょう。

歯を磨くときの鏡にポストイットで「歯磨き後はストレッチ」と書いておくと忘れません。

すでにあるルーティーンがトリガー(合図)になって、新しい習慣も続けやすくなります。

おすすめのストレッチ動画

50代からの英語ストレッチにぴったりの動画を見つけました!

Gentle Stretching for Seniors, Beginner Exercisers(初心者、年配者のためのやさしいストレッチ)

インストラクターのApril(エイプリル)と、83才のお母様(アイコさん)がストレッチを実践して見せてくれます。

説明欄の英語を紹介します。

This gentle stretching workout will help improve your flexibility, circulation, and posture and relieve stress.

ゆったりしたストレッチは、柔軟性、血液循環、姿勢を改善させます。そしてストレス解消にも効きます。

(なおこ抄訳)

  • flexibility 柔軟性
  • circulation 血液循環、血行
  • posture 姿勢
  • relieve stress ストレス解消

As we age, it is more important to stretch regularly to combat the loss of mobility and flexibility that naturally happens. We recommend making stretching part of your daily routine — at least three times a week or everyday if you can.

年を重ねるにつれて、動きにくくなったり、身体のしなやかさが失われるのは自然なこと。だからこそ定期的にストレッチをして、可動範囲としなやかさを保つことが大切です。できれば週に3回、可能であれば毎日やるといいですね。

(なおこ抄訳)

動画を見る前に知っておくといいボキャブラリーをリストにしましたので、参考にしてください。

ボキャブラリーリスト

flexibility 柔軟性

circulation 血液循環、血行

posture 姿勢

relieve stress ストレス解消

inhale 息を吸う

exhale 息を吐く

do head tilt / tilt your head 首をかたむける

do shoulder rolls /roll your shoulders 肩を回す

reverse 逆回し

do arm circle / circle your arms 腕を回す

warm up our spine 背骨をあたためる

warm up our abs お腹をあたためる

bring them up 持ち上げる

lace our fingers 指を交差させる

interlace 交差させる

bring up/down あげる さげる

hold 動きをとめる

press down/up 押し下げる、押し上げる

lower body 下半身

hip circle/circle your hip 腰回し

hamstring stretch 腿の裏(ハムストリング)をのばす

forward fold 前屈

thigh もも

one vertebra at a time 背骨の1つ1つ

heel raise/raise your heels かかとあげ

ankle 足首

point and flex つま先をあげておろして

calf ふくらはぎ

knee ひざ

自分の身体の部位なのに、いつもやってる動作なのに、英語でどういうかを知らなかった!という方もいるでしょう。

でも、あなたは今、気づきました!ぜひ「自分軸の英語」を意識してくださいね。

おすすめのやり方

1:英語の動画に慣れていない方は、まず日本語字幕を出しながらストレッチ!

2:次の日は、英語字幕を出しながら一緒にストレッチをする

3:慣れてきたら、エイプリルが言う英語をしっかり聞き取りながらストレッチする

かわいいネコちゃんがボーナス!

エクササイズの途中で、かわいいネコちゃんがうろうろしていますね。「ボクもまぜてよ」といわんばかりにミャーミャーいってます。

それに対してエイプリルがこう言うのに気づきましたか?(10:15あたり)

He’s really vocal today. 今日はよく鳴くわね

vocal という言葉は、ヴォーカルというカタカナで覚えているかもしれませんが、ここでは形容詞で「声を出す、声を出して鳴く」状態、という意味です。

我が家の愛猫デイジーも、ふだんはまったく鳴きません。でもときどき、遊んでほしそうな顔をしてミャーミャー鳴くときがあります。そんなとき、You’re so vocal today! を使うのです。

こういう英語表現も、楽しい発見ですよね♡

最後に

いかがでしたか?英語でストレッチ、ぜひあなたの生活の一部にしてくださいね。

まとめ

ポイント1:「英語+アルファ」=英語「で」何かを学ぶ・実践する

ポイント2:自分にとって身近な英語から始める

ポイント3:今すでにやっているルーティンに追加する

英語を毎日使うのは脳の機能を向上させる脳トレになります。同時にストレッチをやれば身体の柔軟性を高めることもできます。

頭と身体を同時に若々しく保てるなんて、一石二鳥ですよね!

ぜひやってみてください!

おまけ

なんと、日本のラジオ体操を特集していました!

4分と短いですし、おもしろいのでぜひご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次