「わたしが糖尿病予備軍に!?」から始まった 幸せな食卓♡

糖尿病予備軍の診断から始まった幸せな食卓

10月半ばの健康診断で「糖尿病予備軍」と診断されたことから、炭水化物をおさえたLow Carb食事療法を始めた私。それがきっかけで、我が家の食卓がもっと楽しくなった、というお話です。

目次

まさか自分が糖尿病予備軍に!

今日は少し個人的な話になります。

実は先月、10月16日に健康診断で糖尿病予備軍と診断されたんです。「えっ、私が?」って感じで、正直かなりショックでした。でも、この診断が私の「うれしい食卓」への大きなターニングポイントになったんです。

強迫観念のような「やせ願望」

ここで少し昔話をさせてください。日本にいた頃の私って、「やせなきゃ」という思いが常に頭にあったんです。特に10代20代の若い頃は、まるで強迫観念のように。今思えば、やせたからって人生が劇的に変わるわけでもないのに、なぜかそれにこだわっていました。

その頃の私の「常識」は、脂っこいもの、揚げ物は絶対避ける!というものでした。でも、毎日食べている白米やパン、うどん、パスタにこんなに糖質が含まれているなんて知らなかったんです。日本人だからお米は普通に食べて当然、って思い込んでいました。

ピラティスに週5以上通っているのに体重は高止まり

ピラティス pilates

実は、週に5回以上ピラティスに通っているのに、体重が高止まりで悩んでいたんですよね…

いつもストレッチタイプのレギンスを履いているせいか、ウエストも太くなる一方。これ以上運動は増やせそうにないし、どうしたらいいんだろう?って考えていた矢先の出来事でした。

食生活を抜本的に見直す!

診断後、私の勉強熱が急上昇!(笑)糖質制限や糖尿病予防についての本や記事を読み漁って、自分の食生活が炭水化物の取りすぎだったことに気づいたんです。そこで、食生活を大きく見直すことにしました。特に炭水化物と糖質を意識的に制限して、代わりにタンパク質中心の食事に切り替えています。

新しい私の食卓の主役は、鶏肉や魚、お肉はもちろん、季節の野菜たち。それから卵、アボカド、くるみ、チーズです。

そうそう、アボカドって私ずっと野菜だと思ってたんですけど、実はフルーツなんですって!これも今回勉強して初めて知りました(笑)。

あと、面白い発見があって、ラカントっていう自然の甘味料を見つけたんです。日本では羅漢果って呼ばれているんですけど、これが糖質ゼロなんですよ!実はこのLacantoって、すごくバリエーション豊かなんです。粉状の砂糖から液状の甘味料、メイプルシロップ、それにブラウニーミックスやパンケーキミックス、グラノラまで、全部低糖質なんですよ。

先日、そのブラウニーミックスで実際にお菓子作りに挑戦してみたんです。正直、普通のブラウニーほどリッチな味わいではなかったんですけど、でも十分美味しくできて、ホッとしました。甘いものが大好きな私にとって、こういう代替品があるって、本当に心強いですね。

フルーツとビールが恋しい

ただ、正直に言うと寂しいこともあります。大好きなフルーツは果糖が含まれているので、以前ほど自由に食べられなくなりました。週末の楽しみだったビールも今は控えめに。

でも、完全に禁止するのではなく、量を調整する程度にしているので、無理なく続けられています。

変化って最初は大変だと思うじゃないですか?でも、面白いことに、この新しい食生活、意外と我慢が少ないんです。

今では、甘いものを食べすぎそうになると、血管の中で起きていることを目に浮かべるようにしています。高い血糖値で血液がドロドロになって、それが血管の内側をガリガリと削っていく…。もう、目に見えるようでゾッとしますよね。このビジュアルが浮かぶと、自然と「あ、ちょっと控えめにしとこうかな」と思えるようになりました。

うれしい効果として、体調がすごくよくなったんです!それに、思いがけず体重も減ってきて身体が全体的に引き締まりました(特に胴体部分)。50代半ばにしてこんな発見ができて、本当によかったと思います。

みなさん、年に1回の健康診断、面倒くさいと思わずに、ぜひ受けてくださいね。私の経験から言うと、早めに気づけることって、本当に大切だと実感しています。

主治医からはピラティスに加えて、歩くことをすすめられたので、こまめに歩くことも始めました。

食事制限はするけど、ほどほどにしておく

こんなに食べるものに真剣に向き合ったのは、生まれて初めてかもしれません。驚いたことに、糖質制限ではバターやマヨネーズもOKなんです。でも、今までの人生経験から思うのは、何事も白黒はっきりつけすぎないで、ほどほどがちょうどいいということ。

ちょっと面白い話をしますと、食生活を見直し始めたばかりの時に、日本から来た友人が私の大好きな和菓子「あも」を持ってきてくれたんです。

「うわー、このタイミングで困るなぁ~」と最初は思ったんですけど(笑)、考えてみたら、いつもの半分の量に減らして食べる頻度を調整すればいいわけです。だって、美味しいものは美味しいんですもの!それに、甘いものを食べた後は近所を一周でも歩けば、血管の中の糖質も大人しくしてくれるだろう(と期待する)。

家族に喜ばれる食生活に

実は、この食生活の変化で思いがけない幸せも見つけたんです。

うちの夫は大の肉好き。私が今まで避けていたステーキや鶏の唐揚げを一緒に食べられるようになって、すごく喜んでくれています。料理が好きな夫と一緒に夕食のメニューを考えるのが、今では本当に楽しみになりました。

次女も最近フィットネスジムに通い始めて、プロテインを意識しているみたいで、私の変化を応援してくれています。母娘でタンパク質の取り方について話すなんて、今までなかったことですよね(笑)。

気づいてみると、食生活って本当に生活の土台なんだな、と実感しています。私が食べるものを変えたことで、家族との会話も増えて、絆も深まっているような気がします。これって、私にとって最高の「うれしい食卓」かもしれません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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