今回は、2009年から南カリフォルニア・サンディエゴで暮らしている、私の毎日の習慣についてお話します。私なりの更年期対策もお伝えしますよ〜!
海外生活の現実:英語は自動的には上達しない!
サンディエゴで暮らしていても、実は日本語だけで過ごせてしまう私。だから自分で英語に没頭する時間を作らないと英語力はどんどん停滞してしまうのです。
英語圏で何年かを過ごしても、日本に戻ってしばらくすると英語力がめっきり落ちてしまう、という話をよく聴きます。そりゃそうだ、と思いますよ。英語は使わなければ錆びついてしまいます。
アメリカに住んでいれば自動的に英語はうまくなる、と考える方は多いと思います。何を隠そう私もそう思っていたんですよ!でも全然ちがいました。フィットネスクラブに入会しただけで、通って努力しなかったら体が引き締まらないのと同じことです。
とはいっても日本での生活よりは、やはり格段に英語だけの世界を作りやすいです。電話がかかってくれば “hello” だし、一歩外に出れば英語を使いますからね。決まったフレーズを覚えてしまえば、ある程度の英語力で生活できちゃうんです。
それを実感したからこそ、つねに英語のボキャブラリーを増やしたい、映画やドラマ、洋書で出会ったフレーズを、自分でも使いこなせるようになりたい、と思いながら生活しています。
私の習慣には2つ軸があって、1つは英語力アップ、1つは気持ちいい体作りです。
毎日の生活はこんな感じです。
起きてからランチまで
まずはレモンをしぼった白湯をコップ一杯飲みます。次にケール、ほうれん草、バナナ、りんご、マンゴーなどを入れたグリーンスムージを作って飲む。
その後、5〜10分瞑想。私はMeditation Studioというアプリを使っています。ストレッチポールに背骨を乗せながら、ゆ〜らゆ〜らゆっくり左右にゆれながらやっています。胸が開いて気持ちいいですよ。
瞑想後は、洋書のオーディオブックやポッドキャストを聴きながらお湯をわかし、コーヒーをコポコポいれます。朝食まで含めて30分くらい聴いてますね。
コーヒーをいれながらストレッチします。イチロー選手がよくやっていた、四股踏みのような腿の内側ストレッチ。そのあと、両腕をうえに伸ばしたり、肩甲骨を意識しながら腕をぐるぐる回したりを繰り返します。背中や二の腕についた肉じゅばんをどうにかしたいんですよね。これも小さな積み重ねが効果ありと信じてひたすら繰り返してます。
長女はもう大学生で家を出ているので、次女が学校に行くのを見送ったあとは、Duolingoでスペイン語のレッスン。そのあと、AIを使った英語発音矯正アプリELSAをやります。これで朝の儀式は完了。
洗顔して着替えたらすぐ仕事モードです。メルマガを書いたり、イベントの準備をしたり、レッスンを作ったり、パソコンに向かっていろいろやってます。
ポモドーロテクニックを活用
集中してしまうとずーっとパソコンに向かってしまうので、使っているのが「ポモドーロ・テクニック」。ポモドーロというのはイタリア語でトマトです。
ポモドーロ・テクニックというのは、1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリが考案した時間管理術。
タイマーを使用して、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。
wikipediaより
25分は私には短すぎるので、53分にタイマーをセットして、タイマーがなったら立ち上がってストレッチをしたり掃除をしたり。とにかく立ち上がって動きます。このポモドーロテクニークを使うようになってから、腰の傷みが減りました。
きっちり50分でなく、53分という中途半端な長さにするのがミソ。
これね、娘たちの小学校でお迎えの時間が2時38分という中途半端な時間だったんですよね。こういう中途半端な時間にしたほうが遅れる保護者が少ないんですって。
なるほど!と思ったので、なぜか時間に関しては中途半端を利用するクセがついてます。
健康で気持ちいい身体を保つために
ピラティスに出会ったのは2013年の夏。
当時、娘が毎週土曜日に通う日本語補習校がメキシコ国境に近い場所にあったのです。家から車で40分かかる遠い場所だったので、いったん送っていったらその場所で時間をつぶすしたほうがガソリンの節約になる。どうしたらうまく時間を使えるかと考えていたところ、グルーポンでピラティスの割引券を見つけたのです。それがピラティスとの出会い。そしてそのときに行ったClub Pilatesというスタジオのチェーン店がたまたまうちの近所にもあった、というわけ。
体力も筋力もあまりない私にとって、ケガをした人のフィジカルセラピーとして始まったピラティスはぴったりでした。体をきたえるというより、整える感じ。つねにコアを意識して、自分にあった負荷をかけられます。そのときの体調にあわせてサボるのも全然オッケー。
ほぼ毎日ピラティスに行きます。スタジオが歩いて5分の場所にあるので、ピラティスをやっている50分は体の声に耳を澄まします。どこか痛むところはないか、違和感がないか、確認する感覚。パソコンに向かう時間が長いので、ピラティスは体をほぐすための貴重な時間です。
さらには身体の部位の英語、動かすときの動詞などが自然と頭にしみこむのもうれしいです♪
吸って吐いては、inhale exhale, まげて伸ばしては bend and extendです。使い慣れていないととっさには出てこないかもしれません。これも習慣の効果です。
ピラティスで会う仲間と、ちょっと雑談したりするのも楽しいです。
夕食後はゆっくりと映画かTVドラマを鑑賞
5時ごろになると次女が友達を家につれてくることが多いので、スナックを用意しつつ、夕食のしたくにとりかかります。夕食後は夫と映画やドラマを1−2時間。私は9時すぎると眠くなるので、目を開けていられるまで観ます。
このフレーズはこういうときに使える!という発見をつねにメモっておいて、メルマガやレッスンに使っています。
更年期の女性の身体について〜40代の女性へのアドバイス〜
私は今50代なので、40代の方に伝えておきたいことがあります。40代のうちに、自分の身体を整えられるエクササイズを見つけておくことです。
アメリカは日本のようにすぐには医者にかかりません。医療費がものすごく高いので、できるだけ行かないんです。だから自分の身体をコントロールするのがとても大事。
私は45才のときにひどい胃炎で2週間寝込んで以来、季節の変わり目には身体がだるくなったり、熱が出たりして寝込むことを繰り返しています。
症状がではじめた最初の数年が大変だったんです!まだ娘たちも小さくて、夫は出張でいないことが多い。だから、学校に歩いて行ける距離、つまり車で送迎しないでいい場所に家を買いました。お金を渡せば娘たちだけで歩いて買い物に行けるようにしたのです。寝込んでも2〜3日で回復するのでなんとかなりましたが、自分の体調に自信がもてないというのは非常につらかったです。
今は娘たちも大きくなったし、コロナ渦で夫の出張も激減しました。
53歳まで続きましたが、この寝込みサイクルは8年で終わりました。よかった〜!
体調が崩れても、道端で踏まれたタンポポみたいに、またすっくと立ち上がる。たくましく、しなやかに生きていくためにも習慣は効きますよ!
習慣のパワーについて
習慣づけというのは、めんどくさがりやにぴったりなの知ってました?私は超弩級のめんどくさがりやです。
だから何でも無意識レベルのルーティーンにしてしまう。迷う時間をできるだけなくすんです。
もちろん、邪魔が入ったり、思う通りにできないことはあります。でも、それはそれでよし。
私は「めんどくさい」と「いそがしい」を言わないようにしています。言葉にすると本当にそう感じてしまうから。これもいつしか習慣になって、自分のボキャブラリーから消えますよ。
娘二人がまだ小さい頃は、あえて習慣にこだわりませんでした。なにせ子育ては予期しないことの連続ですからね!やるべきことがやれなかった、ということでストレスを溜めるのはよくないです。
だからあなたも、もしお子さんがまだ手がかかる時期であれば、無理に習慣づけをしなくていいと思います。
最後に
今回は2つの軸での習慣を紹介しました。1つは英語、1つは気持ちいい体作りです。いかがでしたでしょうか?少しでもあなたの参考になればうれしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Happy learning!