飛行機が引き返してもイライラしない?ハプニングを最高のご褒美に変える「大人の映画時間」

ハプニングをご褒美に変える!大人の映画時間 (1)

この夏の日本帰省は、LAXから6月3日に出発して、成田到着は6月4日午後2時過ぎの予定でした。

しかし!

機内で急病人が出て、急遽アンカレッジに着陸。

急病人を病院に搬送したあと成田に向かうのかと思いきや…「LAXに引き返します」という機長のアナウンスが。

アンカレッジまで6時間、搬送などの待ち時間3時間、LAXに戻るまで6時間。

15時間が消えました…

翌日6月4日早朝、航空会社が手配してくれた空港近くのホテルで仮眠をとり、翌朝早くに再び搭乗。結局2日遅れの6月6日に成田に到着しました。

結果的には48時間のロス。こんなことは初めてです!

でも自分ではどうにもできない状況にどう対処するか?時間をどう使うか?は自分で決められますよね。

私は長い待ち時間・機内の時間を映画とドラマ観賞に使いました。NetflixとAmazon Primeで観たい作品をダウンロード。映画やドラマに没頭していると、心から不安や心配事が消えます。映画とドラマのおかげでストレスが減りました。

目次

✈️ 機内で観た5作品

Anatomy of A Scandal『ある告発の解剖』(全6話)

右端の女性がミシェル・ドッカリー

あらすじ

英国の有能な政治家ジェームズは、不倫相手の部下オリヴィアから同意のない性的関係(レイプ)で告訴され、キャリアの危機に瀕します。妻のソフィーは夫を信じて支えようとしますが、裁判が進むにつれて完璧だった夫の「不都合な過去」が次々と暴かれ、疑念を抱くようになります。一方、敏腕検事ケイトは執念深くジェームズを追い詰めますが、彼女自身も過去に彼と深い因縁を抱えていました。

特権階級の思い上がり、同意のない性行為の境界線、そして過去の秘密が絡み合う、スリリングな法廷心理サスペンスです。

このドラマを選んだ理由

敏腕検事ケイトを演じるミシェル・ドッカリーは『ダウントン・アビー』で長女メアリーを演じていた女優。彼女が出てるなら面白そう!と思ったのが選んだ理由。

ジェームズ役のルパート・フレンドは「どこかで見た顔だけど、どの作品かわからない」状態が見終わるまで続きました。調べたところクレア・デインズ主演のドラマ『ホームランド』に出ていたことが判明!ハンサムで、傲慢な役がぴったり。彼の出演作を調べていたところ、映画デビュー作として『Mrs. Palfrey at the Claremont/クレアモントホテルのパルフレイ夫人』があったので、この作品も最後に観賞しました。

作品情報

製作年: 2022年

監督: S・J・クラークソン

脚本: デヴィッド・E・ケリー、メリッサ・ジェームズ・ギブソン

出演:

  • シエナ・ミラー(ソフィー・ホワイトハウス役)
  • ミシェル・ドッカリー(ケイト・ウッドクロフト役)
  • ルパート・フレンド(ジェームズ・ホワイトハウス役)
  • ナオミ・スコット(オリヴィア・リットン役)
  • ジョゼット・サイモン(アンジェラ・リーガン役)

The Witness(全3話)

実際に起きた凄惨な殺人事件(レイチェル・ニッケル殺害事件)をベースに、残された遺族の苦闘を描いた実話クライムドラマ。白昼の公園で母親が殺害され、その場面を一緒にいた2歳の息子アレックスが目撃してしまいます。父親のアンドレは、幼い息子を守りながら犯人逮捕を願いますが、警察の捜査は迷走し、冤罪事件を引き起こすなど泥沼化。事件解決まで10年以上の歳月が流れる中、親子は世間の目やトラウマ、人生を狂わすほどの深い傷跡と向き合い続けます。

犯人捜しよりも「残された者がどう生きるか」に焦点を当てた、重厚で切ない人間ドラマです。

このドラマを選んだ理由

ポスターの少年のまなざしに惹かれたのが選んだ理由の1つです。もう1つは、実話を基にしているから。

作品情報

製作年:2026年

監督:アレックス・ウィンクラー

脚本:ロブ・ウィリアムズ

出演:ジョーダン・ボルジャー、ジャサイア・ウィリアムズ、マックス・フィンチャム、エレノア・ウィリアムズ

Prime Suspect/第一容疑者(全2話・シーズン1)

舞台はロンドン。警察組織のジェンダーギャップとリアルな捜査を描いた傑作社会派ドラマです。ヘレン・ミレン主演。

ロンドンのアパートで若い女性の惨殺死体が発見されます。捜査主任の急死を受け、かねてより現場を望んでいた女性警部ジェーン・テニスンが後任に直談判で就任します。しかし現場は強烈な男尊女卑の社会。男の部下たちから陰湿なボイコットや嫌がらせを受けながらも、テニスンは執念の地道な捜査で被害者の本当の身元を突き止め、容疑者のアリバイを崩していきます。

なおこの独り言

2025年11月にハマった『ザ・フォール 警視ステラ・ギブソン』の製作者の作品なので、ずっと観たいと思っていました。若かりし頃のレイフ・ファインズが被害者のボーイフレンドを演じていて、その初々しさに驚きました。アメリカ版を作る企画があったとき、メリル・ストリープがヘレン・ミレンの役を切望したとか(企画は消えましたが)。

🎬 This Beautiful Fantastic/マイ・ビューティフル・ガーデン

図書館員のベラは、几帳面過ぎる性格ゆえに無秩序に伸びる植物が大の苦手。放置していた自宅の庭を「1ヶ月以内にきれいにしなければ退去」と家主から通告されてしまいます。

植物が大嫌いなベラは途方に暮れますが、隣家に住む毒舌で偏屈な庭師の老人アルフィーや、妻をなくして2人の娘がいる料理上手な男性、図書館に通う発明家の青年と出会い、彼らの手を借りながら庭づくりに挑戦することに。

荒れ果てた庭が美しい緑と花で満たされていくにつれ、殻に閉じこもっていたベラの心も開き、素敵な奇跡が起こり始めます。

なおこの独り言

主演のベラ、映画の最後のほうでやっと思い出しました——『ダウントン・アビー』にシビル役で出ていた女優さんでした!『第一容疑者(プライム・サスペクト)』でヘレン・ミレンのパートナー役を演じていたトム・ウィルキンソンが、年老いたからこその貫禄・存在感で魅せてくれます。

🎬 Mrs. Palfrey at the Claremont/クレアモントホテルのパルフレイ夫人

夫を亡くした気品ある老婦人パルフレイ夫人は、ロンドンの歴史ある「クレアモントホテル」で静かな余生を送り始めます。しかし期待していた孫のデズモンドは一向に会いに来ず、彼女は他の老紳士淑女たちの前で肩身の狭い思いをしていました。そんなある日、道で転倒した彼女を助けてくれたのは、作家志望の貧しい青年ルドヴィックでした。

嘘から始まった関係でしたが、年齢を超えた本物の友情が芽生え、互いの孤独な人生を温かく輝かせていく感動作です。

なおこの独り言

ルドヴィック役のルパート・フレンドは1作目に紹介した『ある告発の解剖』に出ていて印象に残った俳優。彼の出演作を探していたところ、この映画がデビュー作だとわかり観ました。笑顔がとても優しい。

凛としたパルフレイ夫人を演じるのはジョーン・プロウライト。『アラビアのロレンス』で有名なローレンス・オリビエと結婚していた女優さん。2015年95歳で亡くなっています。

最後に

今回の日本帰省は、娘2人の高校卒業・大学卒業を祝う旅行も兼ねています。かなり前から「日本行くの楽しみ!」とわくわくしていた2人。思い切り、やりたいことをやり、見たいものを見てほしいです。

私も、日本にいる旧友たちに会う喜びは格別!

2日ぐらい遅れたからってケガしたわけじゃないし、元気に到着したことがありがたい。

さあ、これから楽しむぞ〜!

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